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こころ (ホーム社漫画文庫) (ホーム社 MANGA BUNGOシリーズ)

こころ (ホーム社漫画文庫) (ホーム社 MANGA BUNGOシリーズ)

商品情報

吉崎 凪, 夏目 漱石(著) | (イラスト)
文庫:192ページ
発売日: 2010-07-01
Amazon.co.jp ランキング: 602902位
AverageRating: 4.5
TotalReviews: 179
TotalReviewPages: 36

評価:5漱石の駄作ですね。: 2010-06-04

シャムネコ37(東京都日野市)
 高校2年の時に小説を読みました。漫画でも小説の構成を崩していなので、うまくできていると思います。
 「こころ」という作品については名作と言われて、教科書にも登場したときは、びっくりしましたが、本当に駄作だと思います。
 非常にわざとらしい設定です。
 漱石自身の人間学追及のための学究的実験的な小説だった感じがします。
 ただ、読んでいて、あんまり心に届かないのですが、人は「自分の人生」という物語に巻き込まれている限り、客観的に自分を見つめるようなことは難しいわけで、結局このような小説の人物達のように振る舞うのでしょう。そういう意味ではリアルです。
 リアルなんですが、時代背景がもう古くて、この程度の困難でこんな風に動く登場人物は現代社会では既に生きていないと思います。
 
 
 
 
 

評価:4読んでみても損はないです: 2010-05-19

PatoRiN(宮城県仙台市)
非常に考えさせられる一冊でした。

一通り読み終わっても、半分程度理解するのがやっとでした。
難しいというのではなく、何かモヤモヤするものが残り続ける印象を受けました。

本編では「先生」や「K」が主人公と親しんでいき、また、彼を苦しめます。
「こころ」を自由にコントロールすることは本当に難しい。
さりげない「こころ」のやり取りが、こんなに深い結末を迎えるとは感無量です。

評価:5感情の記憶: 2010-04-27

松原弘実()
漱石しか書けませんね。音があります。一定のリズムが心地よいです。いつまでもつづけばいいのに。僧侶が一生をかけて追求する無の境地。余計な邪念を払ってくれます。読み手を尊重してくれるから品があります。こういう作家いないな。

評価:5やっと読みました: 2010-04-23

くりこ(京都府)
中学か高校の時、国語の教科書に「先生と遺書」の一部が載っていて、夢中で読んでいました。
一度全部読みたいと思いながら、かなりの年月が経ち、最近思い立って読んでみました。
最初は知らない固有名詞、言葉づかいに戸惑いましたが、読み進めるうちに全く気にならなくなりました。
結末は何度も読んでいたので、記憶に鮮明にありましたが、それでもどんどん物語に入っていきます。
というか結末を知っているからこそ「上」「中」を読んでいても先生の言葉一つ一つに重みを感じるのかもしれません。

物語はもちろんすばらしいのですが、心理描写に感動しました。
特に「下 先生と遺書」は、先生の恋心や親友に対する繊細な想いが手に取るように分かります。
感情をここまで言葉で表現できるのだと驚きました。

菊田均さんの解説は、時代背景、物語をさらに理解するのに役立つと思います。
読み終わった後の余韻を、きちんと整理してくれる感じです。

評価:5実は、漱石の作品で一番忠実に再現された漫画かもしれない: 2010-04-11

三輪そーめん()
夏目漱石さんの「こころ」を漫画化した本。

表紙をごらんになるとおり、
主人公も先生もKも奥さんも美形なんですね。
なれど、ご心配なく。
非常に淡々と、―淡々とした描写と時間の流れです。
まるでひとつの詩のような、動きなんですね。
これが非常に漱石さんの作風にあっています。
「こころ」の漫画化として、否、漱石さんの作品の漫画化した作品の中では
一番成功した作品だと思いました。

原作ファンもそうでない方にもお勧めです。



余談、
しかし先生の若かりしころは夜神月に、K君はLによ〜く似ているな・・・・・・。

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